AlgaEnergy（アルガエナジー）は2010年より微細藻類のバイオスティミュラントとしての開発を進め、欧州にて独立した第3者機関と数多くの圃場試験を行いその優れた効果を実証してきました。
2019年からは欧州に加えインド、アメリカ大陸各地、オセアニア地域でも数多くの圃場試験を実施し、あらゆる作物において微細藻類製品パナケア™MAの効果を実証しています。
2021年には日本においても独立した試験研究機関にて本製品の実証圃場試験を果菜類及び果樹中心に実施しました。その結果、海外と同様に日本の気候・土壌・栽培方法そして栽培品種においても微細藻類製品パナケア™MAの効果を実証することができました。さらに流通パートナー並びに作物栽培農家でも多くの試験が実施され効果が確かめられました。作物毎の試験結果の一部を掲載しましたのでここをご覧ください。
これらにより、微細藻類由来の有機質、バイオスティミュラントが持つバランスの取れた20種のアミノ酸をはじめ各種生理活性物質のペプチド類、ビタミン類、植物ホルモン類、ポリアミン類、飽和及び不飽和脂肪酸類、ポリフェノール類、カロテノイド類及び色素類、並びにミネラル類がもたらす素晴らしい効果が数多く実証されつつあります。これらの物質は植物におけるすべての生育段階の生理代謝に貢献し、その植物が遺伝的に本来持っている能力を可能な限り引き出し収量品質の向上に資するものです。また土壌環境やその微生物群にも好ましい影響を及ぼし根張りや肥効を高めることも知られています。
日本含む全世界の数多くの実証試験から、微細藻類製品パナケア™ MAの作物への効果は以下の場面に貢献するものといえます。
- 植物体内の各種生合成の促進
- 根の成長促進
- 栄養成長と活力の維持
- 開花、着果、果実成熟
- 環境ストレス耐性
- 外的ダメージ緩和
- 果実成分 （糖度、うまみなど）
AlgaEnergyの技術部長は次のように言っています。「パナケア™ MAを使用したことで果実の香りがよくなり美味しくなったという試験がありました（iMiDRAによるメロン栽培試験2016年）。これはパナケア™ MAが、必要な栄養分を植物が理想的に吸収して健康体になることを助け、糖の生成を促進し、正しいタイミングで成熟することにつながった結果だろう。パナケア™ MA は香りを変えたりはしない、しかし果実が本来もつ味を引き出させることに役立っている。これは最終消費者にとっての優れた価値でもある。」
AlgaEnergyは引き続き日本の栽培環境、日本の作物で多くの試験を実施して微細藻類製品パナケア™MAの効果を実証していく予定です。そして微細藻類が将来の農業を変えていくことを、パナケア™ MAの秀でた作物への効果のみだけでなく、製品5Lの生産過程で2kgの二酸化炭素（温暖化ガス）を吸収固定している事実とともに、証明していく予定です。